2007年02月27日
【追加回答】性能表示と樹脂サッシとLow-Eガラス
★ 追加回答:住宅性能表示とサッシについて
★
ナベです、H.H.さんへの追加回答を早速いたします。
>ちなみに住宅性能表示とは別に完成した家の気密性のみチェックしてくれというような事は可能なのでしょうか。
>また第3者に依頼して現場をチェックしてもらうという方法もあるのでしょうか。
「気密測定」をしてもらうことは何も性能表示と同列に考える必要はなく、施主として(家の気密性能を知る権利はあるわけですから)気密測定を依頼することは全く問題ありません。
(次世代省エネルギー基準の家をつくるなら、施主から依頼されなくても気密測定するぐらいは普通だと思います。)
もちろん、工務店さんより第三者検査機構に測定してもらったほうが安心できるなら、それも可能です。
家づくりは信頼関係が基本なので、同業者(工務店)としてはこんなことアドバイスしたくはないのですが、H.H.の依頼する工務店さんが次世代基準の家の経験がないなら致し方ないかもしれませんね。
>アルミと樹脂の複合サッシというのがよく使われていますが、オール樹脂のものに比べると断熱性能は少し劣るが価格が安いという事はわかります。
>ただそれ以外の点についてはあまり書かれていないように思います。
残念ながらボクはほとんど樹脂サッシを取り扱ったことがありません。
ハッキリしたことは言えませんが、参考までに…
>私が気になるのは
>1.屋外に出る部分としてのアルミの耐久性と樹脂の耐久性の違い
>2.サッシ全体の強度の違い
>3.エクステリアとしてのアルミ・樹脂の優劣は単に好みの問題か
>4.アルミ樹脂複合サッシにおけるアルミと樹脂の接合部に問題はないのか
(空気のもれや歪み、緩みといった問題)
あげられている疑問は樹脂サッシを検討される方に共通したものかもしれませんね。
1.屋外に出る部分としてのアルミの耐久性と樹脂の耐久性の違い
耐久性に関しては、樹脂サッシがアルミサッシに比べて著しく劣って問題を起こしたということは「今のところ」聞いたことがありません。(あくまで個人的に)
「今のところ」としたのは、アルミサッシも樹脂サッシも、商品としての歴史はせいぜい3〜40年ですから、それ以上古くなるとどのような想定外の問題が起きるか、ということは誰にもわからないという意味です。
ただ、一般的に考えてアルミの分子構造より経年劣化が少ない樹脂というのはちょっと考えにくいですよね。(ボクは専門家ではありませんが…)
その意味ではアルミのほうが安心なんじゃないか?と考えられます…
しかしながら東北以南の日本であまり馴染みがない樹脂サッシは、いっぽうで、欧米ではむしろ樹脂サッシのほうがメジャーですし、北海道では90%以上のシェアを占めているのは有名な話しです。
つまり世界的に考えればものすごい数の樹脂サッシが使われているわけで、そう心配することない、とも思えるわけです。
ただし、石橋を叩いて渡るなら、樹脂は温度や紫外線による影響を受けやすい点をあげて、日本国内の複数の気候風土の全てに対して、検証がなされているわけではないことを心配することになるでしょう。
また、このことは耐久性だけに限った話しではありませんが、アルミと違って「樹脂」という工業製品の性質上、同じ樹脂でも製造者によってはその性状が異なる可能性があるというのは注意すべき点です。
個人的にもし樹脂サッシを採用するなら、実績があって信頼のおけるメーカーの商品でないと安心できないと思います。(中小樹脂サッシメーカーさん、ゴメンナサイ!)
2.サッシ全体の強度の違い
ひとくちに「強度」といっても強さには色々な尺度があって、曲げや引っ張り、圧縮、せん断、などなど他にも沢山あります。
イメージとしてはアルミが強いように思えますが、窓サッシに必要な性能を考えると必ずしもアルミが有利とは限りません。
いずれにしても、樹脂とアルミ、どちらも窓サッシに必要な一定以上の強度はあると考えるのが普通でしょう。ですからこの点は問題にならないと思います。
3.エクステリアとしてのアルミ・樹脂の優劣は単に好みの問題か
この場合の「優劣」の意味が明確ではないので何とも言えませんが…
例えば樹脂サッシの防火性能のことをあげられるでしょう。
すでに乙種防火認定を受けている樹脂サッシもあり、理論的には問題ないはずですが、ほんとに大丈夫?と心配したくもなりますよね、樹脂のイメージからして…。
例えばボクのいる東京は「江戸の歴史は火事の歴史」と言われるように火災への対応は一種の風土といえるほどで、防火認定の樹脂サッシといえど普及はなかなか難しいようです。
かといってアルミサッシが火災に強いかといえば、激しい火災ではアメのように溶けてしまいますので、現実的には大して変わらないかも。
ただし、万一樹脂サッシが延焼してしまったら、樹脂から発生するガスによって逃げ延びる可能性が低くなるということは十分考えられますね。
4.アルミ樹脂複合サッシにおけるアルミと樹脂の接合部に問題
個人的には問題なかろうと思います。
特に接合部は露出していないので、紫外線による劣化もありませんし。
使い込んでいくうちに、ヤレが生じて気密性や水密性が落ちてゆく可能性は否定できないでしょうが… それはどんなものでもある程度はしかたないように思います。
樹脂サッシに関しては例えばシャノンウインドウのHPのQ&Aなどを参考にしてみてもよいでしょう、あくまでメーカーサイドのAですが…
http://www.shanon.jp/
またブロガー仲間のたまたまさんのお家が温暖地で樹脂サッシを採用しています。
http://blog.livedoor.jp/tamatama2000/
実際に採用されていますので、ブログのほうにコメントを入れて、たまたまさんの考えをうかがってみるのも手かもしれません。
>遮熱Low-Eのガラスってパッと見て少し色づいているのですぐ分かりますよね。
>あれって外観的にあまり好きではないというかできればもう少し透明であってほしいと思っています。
>最近、着色が薄くなったLow-Eガラスって出てるんでしょうか。
申しわけありませんが、あのマジックミラーのような感じがしないLow-Eガラスは存知あげません。
特殊な金属皮膜によって反射するのがLow-Eガラスで、その金属膜が透明感をどうしても損なう理屈です。
サンプルで実物を見て、カタログの「可視光線透過率」が一番高いものを選ぶしかないように思いますが、いかがでしょう?
いつものように長くなりました…
余裕がなくてちっとも面白くない回答で恐縮です(…^^;)
ナベです、H.H.さんへの追加回答を早速いたします。
>ちなみに住宅性能表示とは別に完成した家の気密性のみチェックしてくれというような事は可能なのでしょうか。
>また第3者に依頼して現場をチェックしてもらうという方法もあるのでしょうか。
「気密測定」をしてもらうことは何も性能表示と同列に考える必要はなく、施主として(家の気密性能を知る権利はあるわけですから)気密測定を依頼することは全く問題ありません。
(次世代省エネルギー基準の家をつくるなら、施主から依頼されなくても気密測定するぐらいは普通だと思います。)
もちろん、工務店さんより第三者検査機構に測定してもらったほうが安心できるなら、それも可能です。
家づくりは信頼関係が基本なので、同業者(工務店)としてはこんなことアドバイスしたくはないのですが、H.H.の依頼する工務店さんが次世代基準の家の経験がないなら致し方ないかもしれませんね。
>アルミと樹脂の複合サッシというのがよく使われていますが、オール樹脂のものに比べると断熱性能は少し劣るが価格が安いという事はわかります。
>ただそれ以外の点についてはあまり書かれていないように思います。
残念ながらボクはほとんど樹脂サッシを取り扱ったことがありません。
ハッキリしたことは言えませんが、参考までに…
>私が気になるのは
>1.屋外に出る部分としてのアルミの耐久性と樹脂の耐久性の違い
>2.サッシ全体の強度の違い
>3.エクステリアとしてのアルミ・樹脂の優劣は単に好みの問題か
>4.アルミ樹脂複合サッシにおけるアルミと樹脂の接合部に問題はないのか
(空気のもれや歪み、緩みといった問題)
あげられている疑問は樹脂サッシを検討される方に共通したものかもしれませんね。
1.屋外に出る部分としてのアルミの耐久性と樹脂の耐久性の違い
耐久性に関しては、樹脂サッシがアルミサッシに比べて著しく劣って問題を起こしたということは「今のところ」聞いたことがありません。(あくまで個人的に)
「今のところ」としたのは、アルミサッシも樹脂サッシも、商品としての歴史はせいぜい3〜40年ですから、それ以上古くなるとどのような想定外の問題が起きるか、ということは誰にもわからないという意味です。
ただ、一般的に考えてアルミの分子構造より経年劣化が少ない樹脂というのはちょっと考えにくいですよね。(ボクは専門家ではありませんが…)
その意味ではアルミのほうが安心なんじゃないか?と考えられます…
しかしながら東北以南の日本であまり馴染みがない樹脂サッシは、いっぽうで、欧米ではむしろ樹脂サッシのほうがメジャーですし、北海道では90%以上のシェアを占めているのは有名な話しです。
つまり世界的に考えればものすごい数の樹脂サッシが使われているわけで、そう心配することない、とも思えるわけです。
ただし、石橋を叩いて渡るなら、樹脂は温度や紫外線による影響を受けやすい点をあげて、日本国内の複数の気候風土の全てに対して、検証がなされているわけではないことを心配することになるでしょう。
また、このことは耐久性だけに限った話しではありませんが、アルミと違って「樹脂」という工業製品の性質上、同じ樹脂でも製造者によってはその性状が異なる可能性があるというのは注意すべき点です。
個人的にもし樹脂サッシを採用するなら、実績があって信頼のおけるメーカーの商品でないと安心できないと思います。(中小樹脂サッシメーカーさん、ゴメンナサイ!)
2.サッシ全体の強度の違い
ひとくちに「強度」といっても強さには色々な尺度があって、曲げや引っ張り、圧縮、せん断、などなど他にも沢山あります。
イメージとしてはアルミが強いように思えますが、窓サッシに必要な性能を考えると必ずしもアルミが有利とは限りません。
いずれにしても、樹脂とアルミ、どちらも窓サッシに必要な一定以上の強度はあると考えるのが普通でしょう。ですからこの点は問題にならないと思います。
3.エクステリアとしてのアルミ・樹脂の優劣は単に好みの問題か
この場合の「優劣」の意味が明確ではないので何とも言えませんが…
例えば樹脂サッシの防火性能のことをあげられるでしょう。
すでに乙種防火認定を受けている樹脂サッシもあり、理論的には問題ないはずですが、ほんとに大丈夫?と心配したくもなりますよね、樹脂のイメージからして…。
例えばボクのいる東京は「江戸の歴史は火事の歴史」と言われるように火災への対応は一種の風土といえるほどで、防火認定の樹脂サッシといえど普及はなかなか難しいようです。
かといってアルミサッシが火災に強いかといえば、激しい火災ではアメのように溶けてしまいますので、現実的には大して変わらないかも。
ただし、万一樹脂サッシが延焼してしまったら、樹脂から発生するガスによって逃げ延びる可能性が低くなるということは十分考えられますね。
4.アルミ樹脂複合サッシにおけるアルミと樹脂の接合部に問題
個人的には問題なかろうと思います。
特に接合部は露出していないので、紫外線による劣化もありませんし。
使い込んでいくうちに、ヤレが生じて気密性や水密性が落ちてゆく可能性は否定できないでしょうが… それはどんなものでもある程度はしかたないように思います。
樹脂サッシに関しては例えばシャノンウインドウのHPのQ&Aなどを参考にしてみてもよいでしょう、あくまでメーカーサイドのAですが…
http://www.shanon.jp/
またブロガー仲間のたまたまさんのお家が温暖地で樹脂サッシを採用しています。
http://blog.livedoor.jp/tamatama2000/
実際に採用されていますので、ブログのほうにコメントを入れて、たまたまさんの考えをうかがってみるのも手かもしれません。
>遮熱Low-Eのガラスってパッと見て少し色づいているのですぐ分かりますよね。
>あれって外観的にあまり好きではないというかできればもう少し透明であってほしいと思っています。
>最近、着色が薄くなったLow-Eガラスって出てるんでしょうか。
申しわけありませんが、あのマジックミラーのような感じがしないLow-Eガラスは存知あげません。
特殊な金属皮膜によって反射するのがLow-Eガラスで、その金属膜が透明感をどうしても損なう理屈です。
サンプルで実物を見て、カタログの「可視光線透過率」が一番高いものを選ぶしかないように思いますが、いかがでしょう?
いつものように長くなりました…
余裕がなくてちっとも面白くない回答で恐縮です(…^^;)
Posted by showroom_chousatai at 21:23
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