2005年12月13日

【回答】全てはバランス

大変遅くなりました。真夜中担当の北村です。(泣笑)

見学会でテンパっていましたので今更の登場で恐縮です。そろそろタマちゃんが出てきそうなので私は思う事だけ書いていきます!というかまとまった土壁の仕事をしていないので生意気な事を言えないからで〜す。

伝統の木舞組み、土壁を使う家屋は全てが自然素材でした。勿論、気密構造やエアコン等とは縁の無い所で機能を発揮していたものです。上代さんが書かれたように単独の断熱性能は今の建材にはかなわないでしょうし、数値も私は分かりません。これ単独で主断熱材と考えていないのではないかと思いますけども。

土壁も複合的な条件の中で性能を発揮していた建材の一つだと思いますので「単独性能が優秀≠当てはめた住宅が優秀」とはならないのではないかと思います。それと伝統的な収まりで無い場合に10・20年経過したときに今の他の建材類との取り合いや風化具合がアンバランスにならないか気になります。

地球民家のようなコンセプト住宅には「売り」として全て自然素材でなければいけないという責務の上での採用だと思いますが、どう上手く取り込めているのか不勉強なので分かりません。憶測や仮定での話になって何か回答でなくてただの感想になってしまい申し訳ないです。まあタマちゃんまでのつなぎ・前座ということでご勘弁を・・・。  
Posted by koseijyuutaku at 02:57Comments(3)TrackBack(0)

2005年12月12日

【回答】土壁に潤いを

二日酔いもぼちぼちなおってきた上代です。


 


突然ですが


快適な住環境ってなんでしょう?


夏涼しく、冬暖かい・・・


適度な温度と湿度の調和


それを実現するためには


気密・断熱・換気・暖(冷)房


の正しい組み合わせが必要になるわけですね


(以下、今回は冷房は無視して語りますが)


極論を言えば


断熱や気密が不完全であっても、ガンガンに火を焚けば快適な環境を得られるかもしれない


ただし


経済的、省エネルギー的、また環境負荷的な観点


を無視した場合の話となりますが


 


いいかえればすぐれた建築というのは、快適な住環境を実現するために


経済的で、省エネルギーであり、環境負荷の少ない気密・断熱・換気・暖房のしくみをもったもの


といえるかもしれませんね


ここでいう環境負荷の少ないというのは、耐久性があって寿命の長い家と考えてください


 


前置きが長くなりましたが


土壁の断熱についてですが


グラスウールやスタイロフォーム等の断熱材と比較した場合


というか比較できません(単純に数字的な断熱性能では劣ると思いますよ)


いずれも断熱材というのは、「濡らしちゃだめ」が原則ですよね


 


しかし真壁で伝統的な土壁構造を考えた場合


内部結露させる


のが正しい生活の仕方です。


壁の耐用年数を伸ばすのに、空気中の水蒸気が寄与するからなんですね


つまり「土壁は潤ってなんぼってことです」


居住者がいなくなり、生活から発生する水蒸気を得られなくなった土壁は


やがて干からびて崩れ落ちます。


余談ですが


気密・断熱に精通した人であれば


部屋側から見て、断熱層の内側に防湿層をもうけるって


常識だと思いますが


断熱材が水蒸気を嫌うからですね


 


高気密・高断熱を選択した場合


部屋内での余分な湿度や温度の発生を抑えることが


快適空間をコントロールするための負荷軽減につながります


が、土壁の場合はこの逆となるわけですね


 


長くなりましたが一応の回答をせねば(前置きながっ!)


 


なべさんが厚さについて言及していましたが


住宅で真壁と考えた場合、厚さは10cm程度が一般的でしょう


土壁というのは、一般的な断熱材と違って蓄熱層ともなりますよね


したがって断熱性能は数字上単純比較が出来ない


あえて高気密・高断熱というリングで戦ったら


グラスウールやスタイロフォームにはかなわない


でも、ちがうライフスタイルを考えた場合、


土壁じゃなきゃという土俵もあるからね


ということです。


 


玉虫色的な回答となりましたが、


高気密・高断熱も土壁も生活環境を快適にするためのツールにすぎません


まず自分が快適と思える生活環境はどんなもんか確認しあうことが


いえづくりの基本であることは今も昔も変わらない事実ですよね


  
Posted by gita195 at 11:34Comments(2)TrackBack(1)

2005年12月11日

【回答】土壁の断熱性と地球民家について

≪住まいのショールーム★調査隊からの回答 ≫
★ 土壁の断熱性についての回答 ★

相談内容はコチラをご覧下さい。

最初に謝ってしまいますが・・・
スミマセン、土壁については詳しくよくわかりません!
もうこれは実績のある上代さんだのみってことで
お願いしたいと思います。

ですが、上代さんからのご報告が届く前に少しだけ
少ない経験をもとにしたボクなりのコメントをしときますね。

その前にまずは「地球民家」について・・・
>先日「地球民家」というコンセプトのモデルハウスを・・・
地球民家」についても詳しいことがわかりません!
ですから、ここはひとつ地球民家といえばこの人!
      【玉川ホームズの玉川社長】
相談員としてお誘いいたしました〜!!
しかし、氏も多忙を極めている方なので、参加していただける
かどうかは微妙なところだと思いますが・・・


それにしてもたまたまさんが見学された「地球民家」って
断熱材なしの土壁オンリーだったんですか?
いくら土壁が断熱性をもっているとはいえ、今どきの建築物
としては、かなり大胆だな〜という印象を受けます。

土壁に限定せず、一般的な「土」と考えると土は呼吸する材
ですし、夏は水分を吸収してその気化熱で涼しく、冬は乾燥
して断熱性が上がり熱を逃がし難くするイメージは持てます。

ただ、個人的には、普通に考えて・・・・
「実際のところ断熱材なしで問題が無いわけがなかろう」
・・・と思います。

もし土壁を呼吸する断熱兼用の壁材として採用するなら
かなり分厚い土壁になるような気がします。

詳しくは解りませんが、最低でも100ミリぐらいは必要になる
イメージがあります。(イメージだけで申し訳ないです。)

あくまで土壁にこだわり、かつ土壁を単純な左官仕上げ材と
してでもなく現代的に機能させるなら外側への断熱と気密が
必要になるとボクは思うのですが・・・・

ボクが過去、土壁を施工した際にも断熱材(発泡炭化コルク)
を外壁側に張って断熱し、主に土壁は蓄熱体・調湿体 として
機能させるのが目的でした。

ご参考までに、かつて施工した時のご紹介をしますが・・・
あとは上代さんと玉川さんにお頼み申します!!

土壁の施工(断熱材充填)
  
Posted by showroom_chousatai at 23:52Comments(1)TrackBack(0)

2005年12月10日

【相談】土壁の断熱性について

相談員の皆様こんにちは。たまたまです。
師匠も走るといわれるこの季節でご多忙かとは思いますが、
私の疑問へのご意見等是非お聞かせください。

先日「地球民家」というコンセプトのモデルハウスを見学しました。
真の自然素材の家を満喫しましたが、
私が見学した「地球民家」は
壁には一般的な断熱材(グラスウール等)を使用されておらず土壁オンリーでした。

土壁オンリーでの断熱性能に疑問を持ち、
本やインターネットで「土壁」について調べてみたところ
土壁は呼吸をするため夏は涼しく、
冬は土鍋をイメージすれば良いということまでは理解できました。
しかし、土壁オンリーで一般的な断熱材と同程度の断熱性があるのかどうかということに関しては触れられていません。

それで実際のところ断熱材なし土壁のみでも問題が無いのかどうかをお聞きしたいと思います。
相談員の皆様よろしくお願い致します。  
Posted by tamatama2000 at 07:30Comments(6)TrackBack(0)